JOURNAL / COLUMN ARTICLE C22
合宿・団体利用ガイド READ 6 MIN

合宿のしおりの作り方|日程・持ち物・連絡先を一つにまとめる

合宿のしおりは、予定をきれいに見せるための冊子ではありません。参加者が当日に迷わず動き、変更があったときにも同じ情報を確認できるようにする運営資料です。すべてを詰め込まず、必要な人が必要な情報をすぐ探せる順番で作ります。

PUBLISHED
UPDATED
CHECKED
2026.08.29
合宿のしおり用ページを机上で整理する幹事
BASE NIIKAPPU FIELD GUIDE合宿・団体利用ガイド
01

QUICK BRIEF

この記事で分かること

  1. 01

    集合・日程・宿泊・持ち物・連絡方法など、参加者が必要な情報を一つにまとめる

  2. 02

    参加者の行動順に並べ、当日まず見る情報を前に置く

  3. 03

    更新日と版番号を付け、全員が同じ最新版を確認できるようにする

CONTENTSこの記事の目次
  1. 01合宿のしおりに必要な10項目
  2. 02しおりの目的は、全員の判断をそろえること
  3. 03確定・未定・個別連絡の三つに分ける
  4. 04最初のページに当日必要な情報を置く
  5. 05基本項目は参加者の行動順に並べる
  6. 06合宿のしおりの構成例|そのまま参考にできる見本
  7. 07一日の予定は時刻だけでなく場所と担当を書く
  8. 082泊3日の合宿しおり見本
  9. 09紙・PDF・チャットの役割を分ける
  10. 10更新日・版番号・変更点を明記する
  11. 11BASE NIIKAPPUの情報を反映するとき

SECTION合宿のしおりに必要な10項目

初めて作る場合は、まず参加者が当日確認する情報を10項目に整理すると抜け漏れを減らせます。団体によって不要な項目は省き、未確定の内容は確定情報と分けて扱います。

  1. 01

    合宿名・目的

  2. 02

    日程

  3. 03

    集合・解散日時と場所

  4. 04

    移動方法

  5. 05

    宿泊先

  6. 06

    日別スケジュール

  7. 07

    部屋割り

  8. 08

    持ち物

  9. 09

    生活・施設ルール

  10. 10

    緊急時の連絡方法

SECTIONしおりの目的は、全員の判断をそろえること

幹事が予定を把握していても、参加者が集合場所、持ち物、宿泊先のルールを別々のメッセージで受け取ると、当日の判断はそろいません。しおりは、合宿に必要な確定情報を一か所へ集め、誰に確認すればよいかまで示すために作ります。

初めて作る場合は、過去のしおりをそのまま使うより、今回の参加者がどの場面で迷うかを考えます。集合、乗車、到着、練習、食事、入浴、就寝、出発の順にたどると、必要な情報を見つけやすくなります。

SECTION確定・未定・個別連絡の三つに分ける

制作開始時点ですべてが決まっている必要はありません。ただし、未定の内容を確定情報のように掲載すると、後から訂正が増えます。情報を次の三つに分けてから編集します。

DATA / CHECK横にスクロールできます →
区分扱う内容しおりでの示し方
確定事項日程、集合、宿泊先、責任者など本文へ掲載する
未定事項食事内容、細かな時程、雨天案など確認中と期限を示す
個別連絡健康情報、服薬、個人の移動など対象者と担当者だけで共有する

SECTION最初のページに当日必要な情報を置く

参加者が最初に探すのは、企画の背景ではなく、集合時刻、集合場所、遅刻時の連絡先です。表紙の次に「当日まず見るページ」を作り、移動中でもスマートフォンから確認できる量に絞ります。

  • 集合日時と集合場所

  • 遅刻・欠席時の連絡先

  • 当日必ず持つもの

  • 最初に乗る車両や班

  • 到着後に集まる場所

  • 帰着または解散予定

SECTION基本項目は参加者の行動順に並べる

DATA / CHECK横にスクロールできます →
章主な内容関連する既存記事
全体概要目的、日程、参加対象、責任者初めての合宿幹事が準備すること
集合・移動集合、車両、休憩、帰路大人数で移動する合宿
宿泊住所、館内ルール、部屋、消灯合宿の部屋割りを決める方法
活動予定練習、ミーティング、雨天時の変更雨天時も慌てない代替プラン
持ち物個人用品、競技用品、団体共用品スポーツ合宿の持ち物チェックリスト
安全・連絡体調不良、緊急連絡、判断者スポーツ合宿の安全管理

SECTION合宿のしおりの構成例|そのまま参考にできる見本

  1. 01

    表紙

  2. 02

    当日まず見る情報

  3. 03

    全体日程

  4. 04

    日別スケジュール

  5. 05

    宿泊先・館内ルール

  6. 06

    部屋割り

  7. 07

    持ち物

  8. 08

    食事・入浴

  9. 09

    安全・緊急時の連絡

  10. 10

    更新日・変更履歴

この順番は一例です。重要なのは、企画者が説明したい順番ではなく、参加者が当日に確認する順番で並べることです。集合や移動など最初に必要な情報を前へ置き、持ち物や施設ルールなど繰り返し確認する情報を後から探しやすくします。

しおり本文ですべてを詳しく説明すると、重要な情報が埋もれます。持ち物や安全管理の詳細は担当者用資料と分け、参加者向けには「何をするか」「どこを見るか」「誰へ連絡するか」を残します。

SECTION一日の予定は時刻だけでなく場所と担当を書く

「18時入浴」とだけ書いても、誰から入るのか、どこへ集合するのかは分かりません。団体の時程には、開始時刻、場所、対象者、担当者、次の予定までに終える条件を加えます。

DATA / CHECK横にスクロールできます →
時刻予定場所・対象担当・注意
到着後荷物搬入・館内確認入口から共用空間施設窓口と引率者
活動後帰館・着替え指定場所濡れた用具を分ける
夜入浴・食事・振り返り班ごとに確認終了時刻をそろえる
朝起床・片付け・出発部屋と共用部忘れ物確認担当を置く

SECTION2泊3日の合宿しおり見本

以下は一般的な2泊3日合宿の構成例です。実際の移動時間、練習時間、食事、入浴、施設利用条件を示すものではありません。利用先から確認できた条件に合わせて調整してください。

DATA / CHECK横にスクロールできます →
日時刻予定確認すること
1日目08:00集合・点呼人数・荷物確認
1日目08:30出発車両・班確認
1日目11:00到着・施設確認荷物・利用ルール
1日目13:30午後練習会場・担当確認
1日目17:30帰館・入浴班ごとの順番
1日目18:30夕食集合時刻
1日目20:00ミーティング翌日の予定
1日目22:00消灯館内ルール
2日目07:00起床・朝食体調確認
2日目09:00午前練習会場・持ち物
2日目13:30午後練習終了時刻
2日目20:00振り返り翌日の変更確認
3日目07:00起床・片付け忘れ物確認
3日目09:00最終活動終了・移動準備
3日目12:00昼食・出発荷物・人数確認
3日目15:00到着・解散忘れ物・連絡確認

SECTION紙・PDF・チャットの役割を分ける

同じ情報を複数の形式で配る場合は、それぞれの役割を決めます。紙は当日の確認、PDFは全体の正式版、チャットは変更の通知に向いています。チャットへ予定の全文を書き直すと、古い投稿との違いが分からなくなるため、更新したPDFの版と変更点を知らせます。

DATA / CHECK横にスクロールできます →
形式向いている用途注意点
紙当日の持参、通信できない場面変更後の差し替えが難しい
PDF正式な全体資料、印刷ファイル名と更新日を付ける
チャット変更通知、確認依頼正式版そのものにしない

SECTION更新日・版番号・変更点を明記する

日程や人数が変わったときは、古いファイルを上書きするだけでは不十分です。表紙に更新日と版番号を付け、変更した項目を短くまとめます。幹事側の保管場所も一つにし、「最終」「最終2」のような名前を使わないようにします。

  1. 01

    元の資料を更新する

  2. 02

    版番号と更新日を変更する

  3. 03

    変更点を一覧にする

  4. 04

    全員へ正式版の保存場所を伝える

  5. 05

    古い版を使わないよう通知する

SECTIONBASE NIIKAPPUの情報を反映するとき

BASE NIIKAPPUを利用する場合は、正式住所、到着予定、施設から案内された利用条件、共用設備を使う順番、参加者が持参するものを反映します。未確認の食事、練習会場、貸切、設備利用を確定事項として掲載しないでください。

候補日や人数が未定でも相談できます。施設から条件の回答を受けた後にしおりを最終化し、問い合わせ時の希望と、正式に確認できた内容を分けて参加者へ伝えます。

FROM READING TO PLANNING

まだ決まっていないことも、相談材料です。

人数や日程が未確定でも、現在の条件から宿泊・合宿の進め方を整理できます。
合宿利用の案内を見る ↗お問い合わせ